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スペシャル対談【第5回】気持ちの強い子に! 一人じゃないんだ!

NHK大相撲解説者、スポーツキャスター
舞の海 秀平プロフィール

1968年2月17日生まれ 青森県出身
日本大学相撲部で活躍。1990年5月、出羽海部屋に入門。同月、幕下付出しで初土俵を踏む。
1991年3月、十両に昇進し、同年9月に幕内入りを果たした。現役時代は角界最小の身体ながら、数々の技をくりだし、“技のデパート”の異名をとる。1999年11月引退。技能賞を5回受賞。
現在は、NHK大相撲解説者などをつとめるほか、テレビ・スポーツキャスターとして活躍中。

上関 康樹理事長 プロフィール

上関 康樹/全国共済神奈川県生活協同組合 理事長
1954年横浜生まれの横浜育ち。大学卒業後、金融機関勤務を経て、平成6年12月、全国共済に。
生粋の浜っ子で、神奈川への想いはひと一倍、そして未来の神奈川を担う子どもたちへの愛情と責任も感じていて、おもに子どもたちをどう支援していくかを考えている。
趣味はアンティークと自転車。週末はロードサイクルで走ることも。

昨年の東日本大震災の影響で2年ぶりの開催となる「第5回大相撲横浜場所」。相撲の魅力やスポーツの意義などについて、平成の牛若丸と呼ばれた元小結・舞の海秀平さんと全国共済神奈川県生活協同組合の上関康樹理事長が話し合い、今を生きる子どもたちへ熱いメッセージを送りました。

※神奈川新聞掲載の「第5回大相撲横浜場所開催」記念対談より一部抜粋・要約しています。

いつまでも忘れない、それが私たちの役目

司会

震災の影響もあり昨年の横浜場所は中止を余儀なくされましたが、被災地復興支援として、どのような活動をされてきましたか。

舞の海

テレビや新聞の取材で何度か被災地へ行きました。そこで聞いたのは「忘れられるのが一番怖い」と訴える被災者の声でした。皆さんは「とにかく話がしたい」、「聞いてほしい」と言います。私は機会があればできる限り訪問し、被災者の皆さんと触れ合いたいと思っています。

上関

全国39都道府県民共済グループでは日本赤十字社を通じて、義援金2億円を寄贈させていただきました。また、被災地へ職員を派遣することで、ご加入者に一刻も早く共済金をお支払いするように力を注ぎました。そして、少年野球やサッカーなどのスポーツ事業の場であいさつする際には、必ず震災の話も盛り込み、震災を風化させないように努めています。

勢いを増す外国勢、変化していく戦術

司会

2年振りに開催される大相撲横浜場所を多くのファンが心待ちにしています。相撲の魅力はどこにあるのでしょうか。

舞の海

真剣勝負でぶつかり合う迫力もさることながら、体が大きく力強い力士からパワーをもらうという意味合いもあると思います。地方巡業では、触れ合うことが喜ばれるので、根強い人気を感じます。

上関

舞の海さんのような小さな力士が、大きな相手を負かす姿が小柄な日本人は好きなのだと思います。もうひとつの日本のお家芸である柔道も「柔よく剛を制す」の精神があり、相撲と共通するところがありますね。

司会

その柔道でも最近は外国勢の台頭が目立ちます。

上関

ロンドン五輪でもそうでしたが、日本の柔道がかなり研究されていますね。

舞の海

きれいな一本をとる日本の柔道では世界大会でメダルを取るのが難しくなりましたね。「JUDO」と捉えて、世界とどう戦うかを考える時ではないでしょうか。相撲に関しても、成績を残しているモンゴル勢は研究熱心で技を磨いています。その点は日本人力士も見習うべきだと思います。

気持ちを込めた取り組みで伝わる何かが大切

司会

舞の海さんが繰り出した、あの多彩な技はどうやって身につけたのでしょうか。

舞の海

技を覚えようとするのではなく、個々の対戦相手にどうすれば勝てるのかを考えました。相手の体格、性格、技の引き出しなどを研究して、弱点を探すのです。

司会

大相撲をさらに盛り上げるために力士たちにもとめられる取り組みは。

舞の海

震災を機に、日本人の価値観が変わったといわれています。生ぬるい気の抜けた取り組みでは見ている人に何も伝わりません。これからは何かを伝えたいという気持ちを力士が持って取り組まないとだめだと思います。言葉ではなく、力士には力士なりの伝え方があるはずです。今回の横浜場所でも被災地につながっているんだと理解しながら、巡業を行ってほしいですね。

司会

全国共済の上関理事長は、県民福祉のために活動されていますが、共済制度が生まれた経緯、活動についてお聞かせください。

上関

私たちは「万人は一人のために、一人は万人のために」という考えのもとに、地域や職域などで仲間同士助け合おうということで生まれた保障の共済です。一人ひとりが出資者となって参加する、非営利の組織で、そこが行う保障制度が共済です。一般の保険との違いを例えると、タクシーとバスのようなものです。バスは一定の決まった停留所に止まるという成約はありますが、安くて大勢の人を運ぶことができます。共済制度も同様で、安い掛け金で十分な保障が受けられる制度です。神奈川県では昭和58年2月にスタートし、平成24年7月末現在の加入件数は66万件です。また、お子さんを中心としたスポーツや文化など、福祉や地域活動にも積極的に協賛しています。

今の厳しい日々を糧に活気あふれる日本を

司会

全国共済は、「よこはまチャイルドライン」という活動を支援されていますが、それはどのような趣旨からでしょうか。

上関

いじめ問題限らず、どんな悩みでも子どもの言葉を直接聞いて受け止めるフリーダイヤルでつながることができる場所がチャイルドラインです。子どもは気持ちを受け止めてもらってはじめて、伸びやかな一歩を新たに踏み出せますが、これは全国共済の願いでもあり、この活動の支援を続けています。

司会

最後に子どもたちへメッセージをお願いします。

舞の海

スポーツでも文化系でも、なにかを続けて行うことで気持ちは鍛えられます。力士たちも、昔から強かったわけではなく、恵まれた生活を過ごしてきたわけではありません。汗と涙と砂にまみれて、必死に努力してきた人たちです。そういった背景も含めて相撲を見ることで、人間はどんなことがあっても強い気持ちを持って生きなければならないと感じてほしいと思います。

上関

子どもたちに伝えたいのは、今は厳しい日々かもしれないけど、きっとこれは何かの力につながるんだ、一人じゃないんだという思いを皆で共有してほしい。そして、活気あふれる日本を作っていってもらいたいと思います。

※神奈川新聞掲載の「第5回 大相撲横浜場所開催」記念対談より一部抜粋・要約しています。

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