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スペシャル対談【第21回】怒鳴らない子育て穏やかに接する心

神奈川県茅ケ崎市長 服部 信明 プロフィール

昭和36年6月5日茅ヶ崎市生まれ
神奈川県立鶴嶺高等学校(東海大学理学部化学科 昭和59年3月中退)
昭和62年5月 茅ヶ崎市議会議員(連続2期)
平成7年4月 神奈川県議会議員(連続2期)
平成15年4月28日 茅ヶ崎市長(現在4期目)

上関 康樹理事長 プロフィール

上関 康樹/全国共済神奈川県生活協同組合 理事長
1954年横浜生まれの横浜育ち。大学卒業後、金融機関勤務を経て、平成6年12月、全国共済に。
生粋の浜っ子で、神奈川への想いはひと一倍、そして未来の神奈川を担う子どもたちへの愛情と責任も感じていて、おもに子どもたちをどう支援していくかを考えている。
趣味はアンティークと自転車。週末はロードサイクルで走ることも。

今年で市制施行70周年を迎える茅ケ崎市は、「まだ70年、これからも進化する茅ケ崎!」をキャッチフレーズに、より暮らしやすい環境を目指して進化を続けている。服部信明茅ケ崎市長と全国共済神奈川県生活協同組合(全国共済)の上関康樹理事長、よこはまチャイルドラインの徳丸のり子代表理事が、子育てに対する思いや展望について話し合いました。
※文中敬称略

横にも縦にも連携問題解決は全体で

-茅ケ崎市の子育て環境の現状をお聞かせください。

服部

茅ケ崎市の人口は、市制が始まった昭和22年以来一貫して増加傾向です。当時4万3千人余りだった人口も24万人を越え、東京や横浜を支えるベッドタウンとして活気があります。その一方で、昨年の待機児童数が89人と県内最多になる問題もありましたが、改善を計り今年は18人まで減らすことができました。来年はゼロになるよう、さらなる整備を進めています。
また、子育て支援センターを市内4ヵ所に設置して、子育てアドバイザーによる相談支援も行っています。フリースペースでは同世代の子どもたちが触れ合い、子育てされている方同士が情報交換できる場所としても機能しています。
そして、褒める、叱るを体験しながらしつけの方法を学ぶ子育て練習講座「ほしつ☆メソッド」を作り、子どもへの対応を変える取り組みを推奨しています。これを実践していただければ、お子さんが前向きになるだけでなく、子育てする方も気持ちが穏やかになります。

上関

時には叱ることも子育てには必要だと感じているので、茅ケ崎市が行うしつけの練習講座「ほしつ☆メソッド」にも感銘を受けました。

服部

ハード面だけでなく、ソフト面でも子育てをサポートできるように取り組んでいます。またこれまでの行政は縦割り型で、分野ごとに機能していましたが、横のつながりを深めて、全体で連携がとれるように心掛けています。

子育てで生まれる地域の絆と活性化

-子育て支援の展望についてお聞かせください。

服部

働き手だった世代の高齢化が進み、仕事をリタイアされてセカンドライフを過ごす方が増えています。その方たちに子育てに参加してもらおうという動きがあります。昔のような大家族や地域のつながりがあれば、子育ての悩みは家庭内や地域で解決できました。しかし、今は子育ての悩みを一人で抱えてしまっていることが多いので、経験豊富な高齢者の存在は重要です。この交流は、お子さんや親御さんには喜ばれ、手助けした方は子どもたちから元気をもらって、地域の活性化につながります。

上関

最近は地域の関係性が希薄になりがちなので、すばらしい取り組みだと思います。私たちも子育て世帯、とくに一人親世帯をサポートでさればと考えています。

徳丸

子どもには両親や先生以外の相談できる大人の存在が必要なので、地域の大人たちが子育てに参加することは大変有意義だと思います。

服部

最近は、地域の役に立ちたいと思っている民間の方が増えています。そういう方に、どういう手助けが良いか行政が仲立ちの役目を果たして、積極的に支援していただく。そういうサポートも今後はすすめていきたいです。

子どもたちに笑顔思い出をサポート

-全国共済の制度についてお聞かせください。

上関

「共に助ける」という理念を掲げた全国共済は、非営利団体として事業展開する全国39都道府県民共済グループの一つで、保障の共済です。「一律掛金・一律保障」が特長で、0歳から85歳までいくつかの年齢層で区切り、男女の区別なく、万一の事態に備えられます。満18歳から満64歳の方が申し込める保障には、入院・死亡双方の保障をバランスよく備えた「総合保障型」、入院・手術など医療保障が手厚い入院保障型」があります。「こども型」は0歳から満17歳のお子さま、「熟年型」「熟年入院型」は満65歳から満69歳の方が申し込める保障です。 組合員さまの掛金は、保障にあてることを最優先にしていますが、事業利益(手数料)の一部は、養護施設などの子どもの文化・スポーツ活動の協賛、チャイルドラインの支援、小児病棟へ本の寄贈などに還元して、一番弱い立場にいる子どもたちを応援させていただいています。

服部

茅ケ崎では遊技場組合のみなさんが中心となり、養護施設に通う子どもたちに夏休みの思い出となる地引き網を毎年企画しています。今年も楽しいイベントを計画していると伺っております。

上関

それは良い思い出になりますね。全国共済でも養護施設の子どもたちを恐竜展に招待させていただく機会がありましたが、その時はお礼の手紙や折り紙をいただいて、胸にこみ上げるものがありました。これからも子どもたちの明るい笑顔につながるサポートができればと思います。

-子どもの電話相談「チャイルドライン」についてお聞かせください。

徳丸

家庭内で虐待されていても、貧困状態にあっても、それに気づかない子どもがいます。地域との交流がないので、誰かと比較することができないからです。そういう子どもたちを救い上げるきっかけになるのが子ども専用の相談ホットライン「チャイルドライン」です。18歳までの子どもであれば誰でも利用できるフリーダイヤルで週3回ご利用いただけます。全国共済の支援の下、全県の子どもたちにチャイルドラインカードを配らせてもらっています。

次代担う子どもが健やかに育つ環境

-最後にメッセージをお願いします。

服部

行政がどれだけ保育園を作っても、支援プログラムを用意しても、地域のみなさんの協力がなければ子育ては成立しません。次代を担う子どもたちの誰もが笑顔で健やかに育つ環境をみなさんと一丸となって作っていかれればと願います。

徳丸

最近の子どもは生きるパワーが減っている気がします。いろいろな悩みや不安を抱えているのが原因かもしれません。改善するためには、大人たちが手を取り合い、子どもと向き合う必要があります。チャイルドラインもその手助けができるよう努めます。

上関

全国共済の活動を通じて、いろんな子どもたちと接する機会がありますが、笑顔は同じでも置かれている環境の違いに驚く場面があります。どんな境遇の子でも取り残さずに、みんなが手を差しのべる環境になればと思います。

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